第3回余目酒田道路の地区懇談会 > 余目酒田道路 > みなさまとつくる庄内 - コミュニティ
酒田市街地部
地区交通
余目酒田道路と国道7号との立体交差化の計画はあるのですか。あるとしたらいつ頃になりますか。
国道7号との交差部を立体化するための用地は確保してあります。
余目酒田道路を整備したあとに、交通量の推移を見ながら、立体交差化も検討していきたいと考えています。
山形自動車道から国道7号までは約2km、一般道と地域高規格道路の場合で、所要時間はどのくらい違うのですか。それほど時間差は生じないのではないでしょうか。
現段階では、2kmの部分で一般道とした場合にどの程度の渋滞が発生し、どの程度の所要時間がかかるかは試算していません。山形自動車道との交差部から国道7号までの約2kmの区間については、約4万台の交通量が想定されていて、交差点が増えれば交通処理に支障が生じ、速度低下を起こし、新庄〜酒田間の速達性という機能が損なわれます。ただし千石町曙町線については、沿道事業者などの視認性など、市街地上の問題から、平面交差の案も提示しています。
副道をつくることによる用地補償費や工事費用を考えると、市街地に入った2kmの区間はW=28mの一般道として整備すれば十分なのではないか。
余目酒田道路の主な整備目的に、交通を国道7号までつないで国道7号で分散させ、市中心部や重要港湾である酒田港等へのアクセス性を高めることがあります。手前の山形自動車道までで止めてしまえば、それらの機能が果たされず、余目酒田道路から効率良く交通の分散が図れなくなります。費用等については、概略で計算していますが、詳細な費用は、今後、測量や設計をして必要な用地幅や土地の価格、建物の価格などを調査してから計算することになります。
余目酒田道路は、沿線地域の従業員数、通勤車両、会社で使用する車両などのデータなど把握して、計画を立てられているのですか。
どこの会社で何人というような細かいデータは把握していませんが、沿線地域の土地利用やおおむねの交通の動きを把握しながら交通の計画を立てています。例えば酒田松山線には松山側から酒田市街地へ向かう交通が入ってきています。このような交通の動きを把握して将来の余目酒田道路の交通量を予測しながら計画を立てています。
東町1丁目は、羽越本線、千石町曙町線、国道7号、余目酒田道路で囲まれてしまう。どうやって地区外に出ればよいのか。地域住民のことを考えて検討してほしい。国道7号の立体化は交通量の推移を見ながら検討するのではなく、早く一緒に整備してほしい。
これまでにいただいた地域住民の皆さんのご意見を踏まえて、今回の地区懇談会では、高架構造と平面構造のメリット・デメリットを提示させていただきました。高架構造では横断できる箇所が、平面構造では横断できなくなるということも踏まえていただきながら、ご意見を伺っているところです。国道7号は立体化すべきとのご意見も今後の計画の検討に活かしたいと考えています。
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国道7号の渋滞が懸念されることと、余目酒田道路の副道の必要性については、渋滞の度合いやその効果として、全部決まった段階で計算できるのではないでしょうか。
副道は、余目酒田道路の主な交通と沿道の商店等へ出入りするための生活交通とを分離するために必要な道路と考えております。国道7号との交差点の検討も含め、貴重なご意見として今後の検討材料にしていきたいと思います。
敷地を業者がトラックで入出庫するが、副道は何トントラックまで通行できますか。 整備後のイメージ画を見ると、副道から国道7号へのアクセス性が悪くなるのではと心配です。
今後、測量を行い設計を進めるにあたって、使われている車両、出入口の形態、使われ方等について、具体的に調査させていただき検討いたします。
交差点形状は警察と協議しながら検討していきますが、副道から余目酒田道路の本線に合流し、国道7号の両方向(鶴岡方面、酒田方面)へ行けるように、合流部から国道7号の交差点までは、ある程度の距離を確保したいと考えています。
交通
副道が必要な理由が理解できません。
沿道の商店等へ出入りする車が本線に合流する際には、必ず本線交通に速度低下が起こります。そのため本線と副道との出入りする箇所を集約させるために、本線と別に副道を設けています。
日本海病院への立体交差から国道7号までの道路を平面の高規格道路にすればよいのではないでしょうか。交差する一般道路は地下にもぐらせればよいのではないか。
一般的に横断道路を地下に通すためには、交差する道路が約100m手前からもぐり始めなければなりません。また、用地買収や構造の検討なども必要になってきますし、地下水や雨水処理の問題にも対処しなければなりません。
余目酒田道路の地下空間を活用して、電気、ガス、水道、通信等のインフラを整備してはどうか。
インフラについては国土交通省で直接入れるものではありませんが、関係機関と調整していきたいと思います。
用地・土地利用
土地の一部を取られると商売ができなくなります。代替地をどうするか心配です。酒田市では用途指定の関係で商業活動ができる地域が限られており、近傍ではまとまった土地が得にくい状況にあります。
代替地は国が関係機関と連携しながら、地権者のみなさまの要望を汲み取りながら、それぞれ話し合いを持っていきます。商売などができる代替地となると、法的な問題も関係してくるため、今後、用地調査を踏まえたうえで個別に相談しながら検討していきたいと考えています。
都市計画決定は道路だけでしょうか。それに伴って周辺の用途地域の変更はありますか。
酒田市からは、現段階で用途地域の変更はないと聞いています。
スケジュール・進め方
今後、詳細設計から工事終了までにどのくらいの時間がかかりますか。
詳細設計から用地買取まで早くて3年程度、建物がある場合はさらにもう少しかかります。市街地部の工事は、高架構造と平面構造では整備にかかる時間が異なります。また工事で最も時間のかかるのは最上川を渡河する橋りょう(約700m)で、約5年かかると想定しています。
それは公共の建物の中でどのようにホットにすることができます
今後、住民が計画を知ることのできる説明会はいつ頃を目途に実施されますか。
余目(3)ICから終点の酒田市街地までの路線測量の説明会は、田んぼや畑の部分が多いので、できれば収穫後に実施したいと考えています。
平成18年度のいつ頃になるかわかりませんが、平成18年度より用地買収をするには、それまでに設計をして、道路整備に必要な用地幅について設計説明協議を実施して、用地幅杭を設置します。次に土地や建物の状況を調査して、価格を算出するための用地調査をおこないますが、またその時に事前に説明会を実施します。
市街地部については建物や営業の状況等の調査に時間がかかることから、当初予定の平成18年より用地買収が遅れていくと思われます。
国道7号線側からか四ツ興野側からか、どっちから工事を始めるのか。
どちらから工事を始めるかは決めていませんが、工事を行なうには、まとまった用地が必要となります。
用地買収しながら工事を開始するのか。
ある程度まとまった用地が取得できた段階で、工事を開始していくことを考えています。
平面構造か高架構造かを決定するのはいつ頃ですか。
今後は皆さんからいただいた様々な意見を整理して、計画内容を再検討する予定です。平成18年度から用地の一部を買収していくためには、平成17年度中に決定していきたいと考えています。また、その時期になりましたら再検討した結果をお示ししたいと考えています。
郊外部(酒田市会場)
地区交通
あまり使われていない日沿道(日本海沿岸東北自動車道の略称)を一般道にすれば、両羽橋の渋滞解消になるのではないでしょうか。
日沿道は有料道路であり、余目酒田道路は無料道路であるという位置付けの違いや、インターチェンジを設ける場合は料金徴収をどうするか、などの問題があります。貴重なご意見として今後の検討材料にしていきたいと考えています。
高架構造か平面構造かはあと何回くらい協議したら決まりますか。
回数の制限は設けていません。平成17年度中には、再検討した結果をお示ししたいと考えています。
住民の声を広く用いようということですが、現在どの程度まで決まっているのか。これまで市街地のさまざまな意見があると思いますが、その意見をどのように考えるのかお聞きしたい。
市街地部の問題は、1年半前からさまざまな意見を伺ってきたこともあり、今回高架構造・平面構造のメリット、デメリットを皆さんに具体的なイメージとして知ってもらい、今後も意見を伺っていきます。それに基づいて、具体的な整備計画を皆さんに示していきます。
交通
内陸との結節が重要なので、本合海〜余目間を早期に実現させることによって、余目〜酒田間が生きてくるのではないでしょうか。
全線開通の早期実現に向けて、新庄〜酒田間のうち、新庄〜古口間の約11kmは事業着手に向けて手続きを行っています。古口〜立川間についても調査を行っており、それぞれの区間で事業着手に向けて順次進めているところです。
テルルのために何を使用されている
用地・土地利用
周辺集落への補償や助成はありますか。
補償の対象は、実際に土地や事業が収用される箇所の財産権であり、周辺集落の方々への補償や助成はありません。ただし道路や公共施設で機能を回復しなければならない場合は補償されることもあります。
農業
飼っている動物(牛)をすぐに移転しろといわれてもできません。牛は出荷するまで20ヶ月かかり、その期間は移動が出来ません。
家畜などを飼われている農家の方は、いつでも移転できるわけではないので、移転先や方法、時期など、個別に相談しながら検討していきたいと考えています。
スケジュール・進め方
用地提供がネックで整備されていない道路があります。用地を仮契約して先行的に事業を進めたほうが、早く供用できるのではないでしょうか。
道路を整備するための調査・設計をして必要幅を確定してから用地調査をするといった順序立った手順を踏んで、皆さんの協力を得ながら進めていきたいと考えています。
用地取得、工事着手については、最速で供用できるよう最上川のような時間のかかるところから重点的に進めるつもりです。
平成18年度に用地買収するとのことですが、用地幅杭の設置はいつ頃になりますか。大宮四ツ興野線のときに、用地幅杭が農作業の邪魔になりました。
用地買収をする前に用地幅杭を打つので、平成18年度に買収するためには17年度か18年度早々に用地幅杭を設置したいと考えています。幅杭が打たれたら農作業などに支障が生じるのではないか、などのご心配があると思いますが、今の測量の技術では、幅杭などは全て座標として捉えるため、幅杭が動いたり抜けたりしても支障はありません。そのため、幅杭は皆さんに見ていただいた後、邪魔であればはずすこともできます。もし邪魔な場合は、酒田河川国道事務所までご連絡いただきたいと思います。
今後地権者と協議する際は、個別に協議するのか、協議会などを地区ごとに設けて協議するのか教えてください。
具体的な協議の仕方については、今後、国と市町で相談しながら検討していきたいと考えています。
郊外部(余目町会場)
交通
盛土の斜面に生える雑草の管理やその経費はどうするのか心配です。
斜面をどのように管理すれば周辺の農地に影響を与えないか、酒田河川国道事務所としては、現在管理している部分も含め、問題意識を持っています。雑草を刈るタイミングなど、地元農家の方の意見を参考にしながら検討していきたいと考えています。
盛土の斜面には芝生を貼らないのですか。
盛土は降雨等の影響で崩れる場合があるので、盛土の法面保護のために植生(種子吹付、張芝等)を施します。
国道47号の脇にある用地で年1回しか草刈りしないところがあり、自分たちの費用でカメムシの駆除をしていますが、今後の雑草管理やカメムシ対策の方針を教えて下さい。
カメムシが発生する前に除草をするなど、各場所に応じた対策は実施しておりますが、雑草が完全に生えない状態にすることは現段階では難しい状況ですので、酒田河川国道事務所としても模索しているところです。雑草処理の問題については、当方の管理部門にも伝えていきます。
用地・土地利用
余目(3)IC近辺の状況(道路、構造物等)はどうなるのでしょうか。柵などがついてしまうと沿道での商売に支障がでます。
現在の図面は空中から撮影した写真をもとにした地形図上で設計しているため、まだ具体的な設計は決まっていません。今後、インターチェンジの形状は、路線測量して詳細設計を実施して決定します。民地への直接の出入については、インターチェンジ近辺の方だけでなく周辺で農業をなさっている方、商売をなさっている方とも個別に相談しながら検討していきたいと考えています。
環境
長畑地区と南口地区の間を通るルートとなっているが、騒音はどのくらいになると予測していますか。
環境影響評価において、計画交通量から騒音の大きさを予測しています。その結果として、酒田市四ツ興野地区、酒田市新堀地区、余目町跡地区が騒音の基準値を超過すると予測されていますが、他の地区は基準値を満たしています。
なお、基準値を超過する地区については、環境保全措置として遮音壁などを設置することで基準を満たすことができると評価されています。
供用後、騒音でうるさいようでしたら、酒田河川国道事務所までご連絡いただきたいと思います。その時点でその箇所の調査を行い、基準を満たしていなければ検討に入ります。
スケジュール・進め方
道路ができることによって用排水の計画を変更すると思いますが、土地改良区と協議するのですか。実際に耕作しているのは農家であり、土地改良区は耕作していません。土地改良区に地元農家と協議するようお願いしてもらいたいです。
用排水については、上流から下流の広い範囲の方が利用していて、個人で使っているものではないので、土地改良区が窓口となって各農家との調整を含めて協議してもらうようにお願いしていきます。
余目地区の路線測量はいつ頃からになりますか。
平成17年度以降を予定しておりますが、事業の進捗状況によって時期が若干前後する場合もあります。
酒田市側については、最上川を渡河する橋りょうの建設や市街地部の構造物等の検討に時間を要するため、先行して進める計画を立てています。
路線測量の際に杭を打つとのことですが、杭の打ち方や杭の形状を教えて下さい。 また、うちの土地もかかるのではないかという誤解を招かないよう、杭を打つ際は杭の打ち方に対する十分な説明をしてほしい。
立ち入らせていただく土地の地権者の方を対象に、事前に説明会を開催します。
今回は中心線測量ということで、道路のセンターに20m間隔で杭を打つ予定です。
時期については、稲刈り後などの農作業の支障にならない時期を考えています。
また、杭を打てないところには、計画の位置からずらした位置に打ち、計画の位置を計算で出すことも可能です。(逃げ杭といいます)
なお、実際の作業は測量会社等に委託して実施します。
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