FAQ|東芝マテリアル
『窒化アルミニウムファインセラミックス』についての質問
どういう熱伝導率の製品が有りますか?
160W/m・K〜250W/m・Kのラインナップが有ります。
メタライズは出来ますか?
3通りのメタライズ方法により対応しております。
- 導電金属箔を焼き付ける方法(AMC基板、DBC®基板)
- 導電ペーストを印刷し焼き付ける方法
- 蒸着・スパッタ等によって配線パターンを形成する方法
※導電金属として銅、タングステン、モリブデンなどがあり、メタライズ面へのメッキ(金、ニッケル)も出来ます。
AMC基板はどの様にして作製しますか?
AMCはセラミックス材料に活性金属のロウ材を介して銅板を貼り付け電気回路を形成する方法です。
配線のある多層基板はできますか?
AlNを主として同時焼結法を用いた多層基板の製造が可能です。
多層基板内の配線には、タングステンやモリブデンが用いられます。
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『窒化ケイ素ファインセラミックス』についての質問
どの様な用途に使われますか?
窒化ケイ素(Si3N4)は(1)高強度、(2)高耐熱性、(3)高耐食性、(4)高摩耗性の特徴を持ち、主に機械構造用部品にご使用頂いております。
製品の形態を教えてください。
ボール、棒、板、ブロック、円筒など色々な形があります。
研磨・切削加工はできますか?
切削加工は材質上不可能です。ボール形状の研磨加工は行っておりません。
棒、板、ブロック、円筒は研磨加工が出来ます。
仕上げ寸法精度はどの位が可能ですか?
研磨加工によって精度は1000分の1mmまで可能です。
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『シンチレータ』についての質問
どのような用途に使用されていますか?
パルプ工場やIRが何であるかを解
放射線を用いた非破壊検査装置(X線CT装置、手荷物検査装置、食品検査装置他)
分析機器他にご利用頂けます。
どのような種類がありますか?
シートタイプシンチレータとセラミックタイプシンチレータをご用意できます。
材料はどのようなものを使用していますか?
ガドリニウムオキシ硫化物を使用しております。
どのような特長がありますか?
- 高感度、短残光です。
- カドミニウム等有害物質を含まない環境調和型製品です。
- 感度の温度特性が小さい。
- X線阻止能が高い。
CWO(タングステン酸カドミウム)とのGOSの違いは何ですか?
形態はCWOが単結晶で、GOSが多結晶です。
最大発光波長(nm)がGOSの方が大きく、高出力です。
GOSは透明性に優れ短残光です。また柔軟な加工性も特長です。
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『増感紙・蛍光板』についての質問
増感紙の保管方法について教えてください。
日光、紫外線にあてず常温で立てて保管ください。
増感紙の上に物を置いた場合、加重により跡がついてしまいます。
増感紙とフィルムの相関はありますか?
お使いのフィルムをご連絡頂ければ、相関を確認させて頂きます。
お手数ですがご連絡をお待ちいたします。
鮮鋭度と感度、MTFの関係が知りたいです。
鮮鋭度は高感度になるほど悪くなります。
感度を高くするほど蛍光体の粒子が大きくなったり、蛍光体層が厚くなるからです。
よって一般的に鮮鋭度と感度は相反致します。また、増感紙・フィルムが密着不良時にはMTFは低下する傾向があります。
廃棄上の注意はありますか?
他の廃棄物と区別し、各市町村の条例に従って廃棄ください。
感度補償の感度推移について教えてください。
2倍から5倍の感度補償を平均とし、ご要望に応じご対応いたします。
増感紙の劣化について教えてください。
無駄なスパークは何ですか?
保護膜の損傷や結合材の化学変化のため感度や画質が低下する恐れがあるため、20,000ショット或いは1〜2年の使用を目安に定期的に更新をお奨め致します。
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『無機ELパネル』についての質問
特徴は何ですか?
薄くて曲げる事が出来る「面発光体」です。発熱が少なく、低消費電力で「環境にやさしい商品」です。
電球のように割れたり、突然消えたりする事が有りません。
どのような用途に使用されていますか?
携帯電話・情報端末等のバックライトや展示用パネル・表示板等に使用されています。
有機ですか無機ですか?
無機ELのみ製造対応しております。
厚さはどの程度ですか?
薄型標準タイプは100μm程度です。
厚み及び構造はご要求特性によって変わりますので、詳細はお問い合わせください。
発光色は何色ですか?
ブルー・グリーン、ホワイト、オレンジ等が可能です。
発光面をセグメント状に分割して、多色発光にする事も可能です。
発光色及び発光エリア等の詳細はお問い合わせください。
寿命はどの程度ですか?
駆動条件や点灯条件によって異なります。
明るさが半分になる「半減期」は、ブルー・グリーン系で初期70〜80cd/m2の場合2,000〜3,000時間程度です。
*上記は連続点灯時の目安です。
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『スパッタリング・ターゲット』についての質問
どのような分野に使用されていますか?
半導体、液晶、電子OA機器産業等の広い分野で薄膜形成に使用されています。
どのような特徴を持っていますか?
高融点・特殊金属製造をベースにした、高純度精製技術と品質保証技術を活用しています。
ご要求仕様に応じた、成分設計・製法で対応致します。
どのような材質・組成の製品がありますか?
Ti、Mo-W等用途に応じた製品群で対応致します。詳細についてはお問い合わせください。
なぜACコンプレッサーがつかむのですか?
パーティクルの軽減に有効な手段はありますか?
シールドの洗浄・溶射方法がポイントです。
特に、溶射の膜種や形態を最適化する事によりパーティクルの軽減がはかれます。
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『アモルファス磁性部品』についての質問
使用温度範囲はどの位ですか?
連続使用温度範囲は-40℃〜120℃です。(FS・GSシリーズを除きます)
最低販売単位はどの位ですか?
MS・MTシリーズは100p単位で承ります。
ABシリーズは2,000p単位が標準です。
アモルファス磁性薄帯の作り方は?
溶融した金属を冷却ロールにより急冷し、結晶構造を形成する前に固体化し、アモルファス薄帯を製造しております。
アモルファス磁性薄帯の厚みは?
厚さ約12μm〜20μmのコバルト基アモルファス薄帯を製造しております。
アモルファスコアの作り方は?
アモルファス薄帯をスリットしゼンマイ状にトロイダルコアを成形し絶縁保護のためにケース詰めしております。
MSシリーズとMTシリーズの違いは何でしょうか?
MSシリーズは可飽和特性に優れている製品です。
MTシリーズは薄帯の厚みを薄くして損失を減らした高周波対応の製品です。
鉛フリーに対応していますか?
巻線品の予備はんだも鉛フリーはんだを用いており、対応済みです。
RoHS対応品ですか?
MS,MT,ABシリーズは、2005年末時点でのRoHS基準をクリアしております。
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『希土類コバルト磁石 トスレックス』についての質問
耐熱温度は最高何度でしょうか?
最高300℃まで使用できます。
どの様な雰囲気でも使用できますか?
大気中では問題ありませんが、水素雰囲気中ではコーティングなどの表面処理が必要となります。
加工・組み立て品はありますか?
マグネット・カップリング等の組み立て品対応をしております。
使用の詳細をご連絡頂ければ、磁気回路の設計もお手伝い致します。
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『タングステン・モリブデン』についての質問
保管方法はどの様にすれば良いですか?
線引き上がりの製品(黒線)は、なるべく高温多湿をさけ保管ください。
金属表面仕上げの製品(白線)は、酸化しやすいのでデシケータなどに入れ保管ください。
標準品(標準サイズ)はありますか?
TIG溶接棒は標準品にて対応しております。
その他の製品はご要求のサイズ毎に個別対応しております。
最小の引き受け数量はどの位ですか?
線の場合太さにもよりますが500m前後が最小引き受け数量です。
棒、板などの製品については、形状により異なりますので詳しくはお問い合わせください。
表面処理はできますか?
線形状ではAuメッキ・Ptクラッドなどの表面処理に対応しております。
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